まちといろのワークショップ
第2回まちといろのワークショップ

2018年10月13日、土曜日。第2回目となる「まちといろのワークショップ」を岩手県社会福祉事業団やさわの園と共に開催しました。場所はヘラルボニーのふるさと、岩手県にある銀河モール花巻。お待たせしました、当日レポートを更新です。

銀河モールの中へ

大人から、小さい子どもまで、幅広い年齢の参加者が銀河モールのホールに集合(約25名)。まずは自己紹介からスタート。まだみんな少し緊張しているよう。

自己紹介が終わったら、さっそく7グループに分かれ、チェキを片手に銀河モールの中へいろ探しに出ました。

いろの採集

今回は銀河モールというショッピングモールの中でのいろ探し。モールの中を歩いて、見つけたいろをチェキで撮影します。お店の看板のいろ、床のいろ、ガチャポンのいろ。普段なら通りすぎてしまうお店も、じっくり見るとたくさんの色で溢れています。

みんな歩くペースも、撮りたいものもそれぞれ。
大人と子どもでは、見ている高さ、見つけるいろの位置も違うようでした。迷いもせずに、たくさん写真を撮る人もいれば、じっくり悩みながらいろを探す人も。

「なにを見ているの?」「それどこのいろ?」「チェキの使い方はね。」「次はあっちに行ってみよう!」

最初は緊張していた参加者も、いろを一緒に探したり、チェキの使い方を教えあったりして、だんだんと打ち解けていきました。

いろを作る

いろ探しから戻ってきたら、撮ってきた写真をもとに、いろを作ります。

まずは、参加者全員で、各テーブルを回り、撮影した写真を観察。同じものを撮っていても、撮っているいろが違ったり、同じ場所を撮っていても、見ているものが違ったり。近くで撮る人も、遠くから撮る人も。


いろを観察したら、次はいろを作ります。
使えるいろは、「赤・青・黄・白・黒」の5色。いろの作り方を学んだら、絵の具を使って、あつめたいろを再現します。

じっくり写真を観察しながら慎重にいろを再現する人、いろ作りなんておかまいなしに、たっぷりの絵の具を筆にとって、絵を描き始める人。

「それなんのいろ?」「きれいなピンク!」「このいろ作るには、なにいろを混ぜたらいいかな」

ここでもいろいろな会話が生まれていました。

準備ができた人から、さっそく絵を描き始めます。
今回は「トートバッグに銀河を描こう!」というテーマのもと、それぞれが思い思いに絵を描き始めました。



いろんな色を使う人、絵の具を使わずマジックペンで描いた人、大好きな恐竜を描いた人、たっぷりの水を使って描いた人。


最後に

終わりには、できあがった作品をみんなで観察しました。

「何を描いたの?」「これは、なんのいろ?」
みんな他の人が何を描いたのか、なんでそれを描いたのか、興味深そうに聞いていました。

最初は緊張していて少しぎこちなかった参加者同士も、一緒にいろを探して、見つけたものを共有するにつれて、だんだん打ち解けいき、最後は名残惜しそうに、お別れしていく。

そんな光景をみて、人とつながるというのは案外簡単なのかもしれないと思いました。たった2時間前には、どうやって会話をしよう、と考えていた参加者たちが、それぞれの繋がり方を見つけて打ち解けていく。たとえそれが言葉のコミュニケーションでなくても、相手が何を考えているのかなと想像したり、わからないけどおもしろいなと思ったり、ゆるやかにつながっていく。
いろんな情報が溢れる中で、人をいろんなカテゴリーに当てはめて、区別してしまったり、自分と「違う」人とは距離を取ってしまったりするけれど、一人の人と一人の人が繋がるというのは、思ったよりも単純で、簡単なことなのかもしれない、と思いました。
これからもそんなゆるやかな繋がりが生まれる場を作っていきたいです。ありがとうございました。